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2,000円以内で楽しむレトロ散歩。「松陰神社通り商店街」で食べ歩き!
世田谷・松陰神社の参道にある松陰神社通り商店街は、古くから地元の人々に愛されてきた歴史ある商店街。新旧さまざまな魅力あふれるこの商店街の、プチプライスで食べ歩きを楽しめるオススメコースを紹介します。
「松陰神社通り商店街」とは
世田谷区・松陰神社前から伸びる一本道の参道。ここは、世田谷の人々の生活に密着したさまざまな店が立ち並ぶ商店街になっています。
最寄駅は、東急世田谷線の松陰神社前駅です。古くから地元住民でにぎわう商店街として有名でしたが、古本屋やおしゃれなカフェが増えたことで、地元以外の若者からも注目を集める人気のエリアになりました。
今回は、「2,000円以内」のプチプライスで松陰神社通り商店街のおいしいものを堪能できる町歩きコースを紹介します。
1.玄米甘酒カプチーノでほっと一息。「せたがや縁側cafe」
松陰神社前駅を出て北に向かい1分歩くと、右手に現れる「せたがや縁側cafe」。健康によいドリンクを、店内でゆっくり飲むことができます。
寒い時期の一番人気は「玄米甘酒カプチーノ」(税込450円)。私もこちらを頼みました。
エスプレッソと、玄米甘酒のやさしい甘さ、ミルクのまろやかさのバランスが絶妙です。口へ運ぶと、玄米のこうばしい香りが漂ってきました。食物繊維が豊富な玄米甘酒は、整腸、美肌効果も期待できるのだとか。
暑い季節は、「玄米ミルク氷コーヒー」(税込520円)などの冷たい甘酒ドリンクも売っています。テイクアウトもできるので、ドリンク片手に散歩をしてもよいですね。
せたがや縁側cafeは、地元の人々から「自然食品屋さん」と呼ばれて親しまれています。店内には健康にまつわる日本各地の名産品がたくさん。
玄米甘酒カプチーノに使われている甘酒「楽らく玄米」(1本税込900円)は、一番の名物。カフェのオリジナル商品です。
元々甘酒が苦手なオーナーが、自分のように甘酒が苦手な人も飲めるようにと職人さんと一緒に開発した甘酒とのこと。
ノンシュガー、ノンアルコールなので、生後10ヶ月の赤ちゃんからどんな人でも飲むことができます。また、なめらかな食感で臭みもないのが飲みやすいポイント。
原液のままだとヨーグルトのシロップくらい甘いので、牛乳や豆乳で割って飲むのがオススメです。
店頭に並ぶのは、リゾート開発事業に長年携わってきたオーナーが日本全国で見つけてきた「体によくておいしい」食品の数々。
とくに、醤油や麹(こうじ)などの発酵食品がたくさん並びます。おみやげ探しにも立ち寄りたい店です。
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2.「松陰神社」でお参り!
玄米甘酒を飲んで元気をつけたら、3分ほど歩いた先にある「松陰神社」でお参りしましょう。
この神社で祀られているのは、江戸時代末期の思想家である吉田松陰。彼の門人の多くが近代国家の政治家となったことからも、日本の歴史を語る上で欠かせない人物です。
春には広い境内が満開の桜でいっぱいになるので、ぜひ歩いてみてくださいね。
3. 甘い和菓子を探そう!100年以上続くパン屋「ニコラス精養堂」
松陰神社から松陰神社前駅方面に戻り、次は駅の南側へ行ってみましょう。
「ニコラス精養堂」は、1912年創業のパン屋です。豊富な品揃えの種類とお手頃価格で、地元の人々の生活に寄り添っています。
ここでは3種類の和菓子を買いました。
ゴロッとした黒豆が食べごたえのある「黒豆あんぱん」(税込140円)、日本人には定番の「粒あんぱん」(税込110円)、なめらかに練り上げられたコクのある味のあんがおいしい「松陰饅頭」(税込120円)。合計370円。
どれも、あんの甘さは控えめです。
「松陰」の焼き印が入った松陰饅頭は、ぜひ旅の記念に買ってみてください。
中には上品な味わいの白あんがぎっしりつまっていて、抜群の満足感です。
4.帰宅前にカフェタイム。おみやげも見つかる「松崎煎餅 松陰神社前店」
「煎餅とコーヒー? 200年の老舗、松崎煎餅がショップ&カフェの新店舗をオープン」より
老舗のせんべい店。店内はカフェスペースもあり、帰宅前の一休みをすることもできます。
ドリンクを注文すると瓦せんべいのおまけがついてきます。コーヒーはせんべいもついて税込540円。ぜひ立ち寄ってみましょう。
また、おみやげにぴったりなせんべいもあるので、詳細は「煎餅とコーヒー? 200年の老舗、松崎煎餅がショップ&カフェの新店舗をオープン」をご覧ください。
まとめ
松陰神社の参拝をメインに、カフェ、パン屋へ立ち寄り、最後コーヒーを飲んでも2,000円以内。ほかにも松陰神社通り商店街には、お参りついでに立ち寄りたい魅力ある店が集まっています。プチプライスなのに楽しめること間違いなしですので、時間に余裕をもって遊びに行ってみてください。
取材協力:せたがや縁側cafe
世界各地、日本各地「手仕事品」と名のつくものをこよなく愛す。東京オリンピックまでに、日本を「エシカル大国」にしたい。